インバウンドと広告のOFFJT

先週7/20~7/22東京ビッグサイトで「インバウンドジャパン2016」が開催され、私たちは会社全員で行って参りました。http://expo.nikkeibp.co.jp/ibj/

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インバウンドの市場はまだまだ発展途上のようで、大手が自社で持っている技術を汎用させてインバンド産業に参入して展開はじめているというように受け止められました。おもしろい技術をインバウンド観光市場で今後いかに活かしていくか、私たちのような広告業、企画会社の課題になってきています。

その後、アドミュージアムに行きました。http://www.admt.jp/

2度目の人も、初めての人も一緒に楽しめるギャラリー。広告の歴史を学ぶことのできるところです。(電通の歴史とも言えますが、、、)昔懐かしいCMの映像がいくつも流れ、広告の歴史と共に戦前、戦後の時代変化を見ることができます。

たまたま学生の外部セミナーを会場で行っており、ミュージアムの学芸員で元電通で働いていらっしゃった方の講演を聞かせて頂くことができました。ミュージアムの内容を少し細かく教えてくれました。私がこの講演の中でおもしろいと思ったものは「歌舞伎」です。市川團十郎の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」で演目に商品宣伝の要素を含めていたというお話でした。つまりプロダクトブレースメント(企業とのタイアップ)です。役者にスポンサーの職を当てて、台詞や演技に宣伝内容を盛り込んでいたのです。

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その後浅草「浅草寺」へインバウンド観光について見に行きました。やはり以前訪れた時に比べて外国人観光客の数はとても多く、主にアジア圏の訪日客が団体で観光していました。浅草寺の出店には日本っぽいお土産がたくさんあり、SNSにアップしたい風景もたくさんあるのできっと見どころ満載で楽しいと思います。

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寺参りではなく、撮影会です! 境内の前でパシャ! 提灯の前でパシャ! お店の前でパシャ!とあちこちでスマホやタブレットで撮っていました。私たちもきっと外国の観光地で同じようにしてるのだろうな~と感じながら見ていました。

浅草寺は東京の観光地でインバウンド客が訪れたい所、No.1に選ばれてました。(2016年6月時点)そこで、行ってみて思ったのは、以前訪れた時に比べてサイン(看板やポスターなど)が増えていました。その多くはピクトグラムや上記ポスターのように翻訳されたものがほとんどで、外国人観光客の多さを物語っています。

出店でも外国人スタッフを雇用していたり、日本人の方でも簡単な会話できるようにしていました。並んでいるショーケースの中や商品はあえて翻訳された表記をしていませんでした。

外国人観光客はきっとそんな気張っていない感じに加え、外国人観光客が多いので、リラックスした環境で観光ができるのだと感じました。

短い時間ではありましたが、実際見てみないと分からない情報がたくさん得られたので、また今後もOFFJTを続けて行きたいと思います。