餅つき

うちでは12月30日は必ず餅つきをしています。

まだ暗がりの朝早い時間から薪をくみ、火をおこします。前日までに用意しておいた餅米が焚きあがるのを待つ間、臼と杵を準備します。空が明るくなってくる頃、少しずつ炊き上がってくる美味しい香りと焚火の煙が混ざり、年末らしい空気に包まれます。

 

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餅米が炊き上がり、いよいよ餅つき!うちは木臼ではなく石臼なので、力まかせに杵を振り上げてしまうと、たまに臼の口にぶつかり、杵の木くずが餅に入ってしまうというリスクを見守りながら「よいしょ~!」との掛け声に合わせて餅をついていきます。そして石臼なので餅が冷めやすいのでゆっくりとはしてられません!そして、杵は大きくて重い!最近はもっと手軽にできるように臼は口が広く、底が浅く、杵は細くて軽いものが多いそうです。しかし、うちは古くから受け継がれているもので経験と力が必要になります。

そして、お楽しみはつきたてのお餅を食べること!あんことダイコンおろしとクルミをいつも用意して親戚と一緒に日向でお茶をしながら食べるお餅は最高です!とくに砂糖入りのクルミはクルミの実から一つ一つ取り出している手作りで人気が高いのです。(もちろんあんこもお手製!、ダイコンおろしの大根も畑から採ってきたものだと思う)

 

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毎年30日は、家族、親戚が揃って餅つきをして、鏡餅やお正月のお餅を用意し、その日会社の神棚のお飾りをして鏡餅を備え、一年の感謝を捧げます。31日は家族そろって紅白とゆく年くる年を見て寝て、1日は母の手作りのおせちを頂き、「今年もよろしくお願いします」ときちんと挨拶をして一年をはじめます。

こんなサザエさんみたいな年越しを毎年欠かさず行っていることは、私にとってとてもかけがえなく大切なことです。いつまでも続けられるようにしていきたいと思います。